牡丹文 香合

Incense Case 'Peony' / 15-17C


中型に分類される寺院用香合。蓋いっぱいには可憐に咲く一輪の牡丹、側面は連続した葉文様を彫る。牡丹文香合にはこのような愛らしいキャベツのように表現されたものが多くみられる。この作品からは、彫漆器(漆を何度も塗り重ねて彫刻した漆器)の単なる模倣から鎌倉彫固有の意匠への移行が見てとれる。

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