扇ヶ谷 飾額

Decorated Panel 'Camellia' 2006 / Goto Shuntaro Private collection


彫刻表現に適した題材として、椿を好んでモチーフとする。鎌倉扇ヶ谷の谷戸に咲く藪椿の力強さ、まわりの空気感が、絶妙な面で捉えられ、鑿のタッチで表現されている。昭和の鎌倉彫を牽引した俊太郎は、それまでの鎌倉彫の在り方を学びながらも、新たな表現を意欲的に求めた。

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個人蔵

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